花呉装 京都本店 KYOTO

想い Imagination ◇◇◇ 染め元から始まった改革/京都本店 社長 平林 典子 ◇◇◇ 昔は「色無地」は安価なものと思われていました。創業者は、色無地の地位向上と、良さを伝えたいという想いから、無地染めの研究を積み重ね、色無地業界のパイオニア的存在となりました。色無地の開発には花呉装独自の繊細かついくつもの行程を経ています。蚕から始まり、糸から生地へ、精練、ロット、生地選び、染色から仕上げまで一貫したモノづくりの基準をクリアし、初めてお客様の手元へ届くのです。この行程の他にも様々なこだわりを持ってきました。水は、京都の北山から洛中の地下を数十年かけて流れてくる地下水をくみ上げ使用。この水により、鮮やかな「色無地」が仕上がるのです。花呉装の着物は、日本文化に欠かせない舞台での見栄えも追求してきました。舞台で栄えても色焼けしてしまっては元も子もありません。舞台でも見栄えがよく、色焼けもせず、無限の広がりを見せる着物は、お客様の要求や困っていることに耳を傾け、満足いただける商品をお届けする為の絶え間ない努力の歴史があってこそ実現したとも言えます。

歩み History ◇◇◇ 丸亀屋というルーツから生まれた改革の歴史 ◇◇◇ 染めの技術を突きつめた創業者の魂を土壌に、現社長である平林典子(龍典)が、さらなる可能性を模索し昔ながらの流通の仕組みを見直した業態改革への挑戦が今の花呉装を形づくっています。

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花呉装 京都本店

これまでの歩み

1980
4月1日 平林郁三 (株)丸亀屋 起業 色無地誂え染め(浸染)
昭和55年 いろいろな染めによる商品開発
1983
色紋付・色無地の堅牢草木染開発 浸染業界シェアトップの企業へ
平林典子反物に文字描き開発
1984
品質管理重視による商品つくり「優マーク」(財団法人染色検査協会)取得
モノつくりの原点を見直す/お客様の顔が見える商品つくり
1988
流通改革起こす/よりエンドユーザーへ近い段階へのアプローチ
1991
アンテナショップ計画始まる
1992
花呉装オープン

技術 Skill ◇◇◇ 花呉装の中に活きる職人の想い ◇◇◇ 色にこだわり、染料・生地・他材料の選定に試行錯誤しながら、良い商品ができるまで、開発に時間を費やしてきました。また一方で、変わらぬ品質へのこだわりが、お客様への信用になると信じています。職人自身も、自分の技術におごらず、常に最大限の力を発揮し染色に打ち込んでいます。生地選定の場に染職人が同行するというのも花呉装のこだわりです。職人自ら生地に触れることで、色の発色や出具合などの生きた情報をもとにした商品開発が可能になります。また、着物のお手入れにも細心の注意を払い、花呉装ならではの職人による技術で修繕加工も承っております。お着物は、職人による手入れにより寿命が変わります。ものを大切にすることで、感謝の気持ちが生まれると信じています。

逸品 Gem ◇◇◇ 染めから縫製、仕立てまでのこだわりが宿る ◇◇◇ 花呉装の御仕立は、「一対一」主義。お客様一人に対して一職人が対応することで、一貫して仕上げることができます。お客様ごとに、誰が仕上げたか一目で分かる管理体制も整っております。また、仕立てにも品質管理を導入し、花呉装の基準に基づいた管理を行っております。お客様が着やすく丈夫な着物と思って頂けることを第一に、日々の縫製上がり検品は、常に安定した品質を目指すためのこだわりそのものです。仕上がったお着物をより快適に着るためには「着付け」が重要になります。当店では、着付けサービスも行っております。着付け方次第で着心地も変化し、着物の扱いによって寿命も変わります。糸・水・技術・管理・仕上がり・保管・着付けといった一貫した管理工程があるからこそ、花呉装ブランドはお客様に「満足」をお届けできるのです。

アクセス Access

〒604-8844 京都府京都市中京区壬生檜町9-1
営業時間:9:00~17:00  定休日:土・日・祝日